今まで謎だった宇宙の起源について技術進歩でだいぶわかってきた

私たちの住んでいる宇宙はいまだに謎ばかりです。その中でも大きな疑問が、宇宙の起源はどうだったのかです。長らく判明してこなかったのですが、宇宙論研究が進化してだんだんと解明されつつあります。現在わかっている範囲の宇宙の起源の謎について、以下で詳しく見ていきます。

1.ビッグバンによって生まれた

ビッグバンという言葉は宇宙や天体にあまり詳しくない方でも聞いたことのある方は多いでしょう。137億年前くらいに発生して、小さな宇宙の種と呼ばれるものが生まれ、これが大爆発することで現在のような空間が生まれたと考えられています。小さな種がインフレーションという急激な膨張を引き起こし、それが最終的に爆発しました。

・「ゆらぎ」の発見がヒントに

このビッグバン宇宙起源説、高く評価されるようになったのは近代になってからです。1992年にNASAの打ち上げたコービー衛星が、ゆらぎを発見しました。ゆらぎとは銀河形成に至る小さな種のことです。このゆらぎを観測した結果、宇宙の密度はもともと高く熱かったけれども爆発によって膨張し、一気に冷えたことが証明され、ビッグバンが宇宙の起源であるという説の裏付けになったわけです。

2.ビッグバンによって冷却され物質が生まれた

大爆発によって宇宙は急拡大されました。それ以前はかなりの熱を持っていたのですが、これが拡張されたことで冷やされました。その結果、中性子と陽子を第一歩として原子核、原子といった物質の元になるものが生まれました。これが星を作り、銀河を作って行ったのです。現在私たちが確認できるだけでも、1000億の銀河があるといわれています。そしてそれぞれの銀河には1000億個前後の星があります。こう考えると、無数に星が宇宙の中にあることがわかります。

・まだ判明していないことも

これだけの数の星や銀河は、宇宙の中でまとまっています。なぜこのようなことが可能なのか、それは重力によります。しかし重力が何によって生み出されているかはわかりません。今のところ暗黒物質である、しかしその正体はなぞのままというのが現状です。

3.まとめ

宇宙がなぜ生まれたのか、自分のルーツにもかかわる問題ですが、そのメカニズムがわかってきたのはつい最近のことです。しかしまだ先ほど紹介した重力のように、解明されていない課題もたくさんあります。このため、宇宙物理学の研究者をはじめとして、その疑問に挑戦し続けている人がいるわけです。

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