ノーベル賞受賞の大発見にもなる太陽系外惑星とはどのようなものか?

2019年のノーベル物理学賞はスイス人の天文学者に贈呈されました。その根拠ですが、太陽系外惑星が存在することを証明したからです。ノーベル賞にも届くくらいの謎だった太陽系外惑星とはどのようなものか、以下に簡単に解説します。

1.どの星の周りを公転しているかで変わる

私たちが住んでいる地球を始め、7つの惑星は太陽の周りを公転しています。このような惑星のことを太陽系の惑星といいます。太陽系外惑星とは、太陽とは別の星を中心として好転している惑星といいます。このような定義は昔からあったのですが、では実在するかどうか、つい最近までわかっていませんでした。ちなみに世界的人気の映画に「スター・ウォーズ」があります。この作品は、系外惑星を舞台にして描かれています。

・存在証明されたのは1995年のこと

2019年にノーベル物理学賞を受賞したミシェル・マイヨールとディディエ・ケローの両氏は、この系外惑星の存在を証明しました。1995年にペガサス座51番星bが系外惑星であることが判明しました。このことで存在証明のほかにも、これまで信じられてきたほかの惑星系も太陽系に近い仕組みであるということも間違っていることも分かったのです。太陽から最も近い恒星でも4.4光年あって、非常に暗く、なかなか確認できなかったなどが確認できなかった理由です。しかし観測技術の進化によって、やっと確認できるようになりました。

2.実はかなりの数にのぼる?

ペガサス座51番星bの発見をきっかけにして、系外惑星の確認がどんどん進められています。NASAでは、系外惑星アーカイブという関連情報を公開しています。その中で2019年現在、4000個余りが確認されています。しかしまだこのほかにも道の惑星がまだたくさんあるかもしれません。

・恒星と同じくらいの数になるかも

上で紹介した数字は、あくまでも検出できた数にすぎません。すでに総数を推定する研究も進められていて、その結果、天の川銀河内だけでも1兆個の系外惑星が存在するかもしれないと推測されています。一つの銀河内だけでもこの数です。このため、宇宙全体にまで広げてみると恒星と同じくらいの惑星が存在するのではないかとみる向きもあります。

3.まとめ

太陽系外惑星という言葉は以前からあったのですが、その存在についてはつい先日になって初めて証明されました。全容について解明されるまでは、まだ時間がかかるでしょう。このように宇宙科学については、まだ謎の部分がたくさん残されたままです。それだけ私たち人間の想像をはるか超えるだけのスケールを有しています。

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